「踊れ!花月ソーラン」終演後




正味7日という時間との戦いでした。
そしてそれぞれに新喜劇の舞台や他の仕事などの合間をぬってのお稽古でしたし
全員揃う時間も少なく、また年齢もバラバラでいつもと違った感覚の中で過ごしました。
新喜劇の皆さんも時間が経つに連れだんだんと「花月ソーラン」へ向かってくれるようになり
何とかちゃんとした形で出してあげたいという二代目は
自ら今回の「花月ソーラン」用の舞祝着を考案されました。
16人がこの舞祝着を羽織り踊った「花月ソーラン」は今までの新喜劇とは
違った空気を客席にまで浸透させたソーラン節でした。
二代目の言う「ソーランは心で踊るもの」とはこの事の様でした。
子供達とはまた違った色であり、そこには吉本新喜劇という
プロの世界にいる者だからこそ分かる何かを感じました。
また収録時に袖で見てらっしゃった桑原和男さんが感激されて涙を流されました。
足腰を痛め、筋肉痛と戦った「花月ソーラン組」への
何よりのご褒美だったのではないでしょうか。



石田靖さんの公式ホームページより

魂込めて・・・
なんやかんや文句言いながら練習してみんなで踊った「ソーラン節」
いろいろ問題はあったけど本番終わった後のお客さんの拍手、
袖から見ていた桑原和男さんの涙、なんか筋肉痛なんか吹っ飛びました・・・
本番前春日先生が一人一人の鉢巻を結んでくれた時、
最初の稽古で「なんじゃこの人は・・・」と思ったことが
嘘みたいに素直になれて(39歳の男が何いうとんねん)・・・
なんか今回の「ソーラン節」の話をするたびに
涙が出そうになるのはなんでなんやろうか・・・

みんなの魂のこもった「ソーラン節」という宝石を貸していただき、
春日先生ほんまにありがとうございました。

やっぱつらいこと、苦しいこと、しんどいことの後には
最高の充実感を得ることが出来るもんやねんな。再認識

 


短い時間の中で真剣に戦った人だけが感じられる事だと思い
そして大人が真剣に向かう姿は子供と違った感激を頂きました。
吉本新喜劇の皆様との出会いも大切な一つの宝物になりました。